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秋葉原殺傷事件 重傷の男性「風化させぬ」 若者受け継ぎ(毎日新聞)

 17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件から2年を迎えた8日、重傷を負った元タクシー運転手の湯浅洋さん(56)が事件について考える若者グループと一緒に現場を訪れ、犠牲者の冥福を祈った。「事件を風化させたくない」という湯浅さんの思いは、殺人などの罪で公判中の加藤智大被告(27)と同世代の若者たちに受け継がれている。

 8日午前6時40分、20~30代の男女約10人が湯浅さんとともに黙とう。事件当時の様子について、身ぶり手ぶりを交えた湯浅さんの説明に聴き入った。

 グループができるきっかけを作ったのは、社会問題に関する市民講座の企画などをしているNPO法人職員の京野楽弥子(さやこ)さん(29)。加藤被告と湯浅さんが手紙を交わして心を通わせようとしているのを知り、湯浅さんに連絡した。

 「湯浅さんの話を聞こう」。昨年末、インターネットで呼びかけると、大学院生や会社員ら約60人が集まった。これまでに計3回延べ100人以上が湯浅さんを囲み、事件について話し合った。

 若者たちは、加藤被告が事件を起こした理由を探っている。「居場所がなくて生きづらかった」「派遣切りで追いつめられた」。さまざまな意見は出るが、答えは見つかっていない。京野さんは「被告の心情に迫って議論することが、事件の風化を防ぐことにつながるはず」と言う。

 活動に賛同して現場で手を合わせた介護専門学校生の鈴木重光さん(38)は自身も「派遣切り」された経験がある。「心のどこかで被告に同情していたが、現場を見ると怒りがわいてきた。被告の動機を考え続けたい」と語った。【内橋寿明】

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女児に熱湯の母親、虐待疑い避け個人病院受診(読売新聞)

 大阪府堺市南区の自宅で1歳の長女にシャワーで熱湯をかけ、大やけどを負わせたとして、傷害容疑で逮捕された母親の無職井上夢麻(ゆま)容疑者(23)が「大きな病院だと虐待を疑われると思い、事件直後は個人病院を受診した」などと供述していることがわかった。

 3か所回った個人病院ではいずれも「症状が重く、手に負えない」と言われ、4か所目に受診した総合病院が通報した。

 大阪地検堺支部は1日、井上容疑者を傷害罪で起訴した。

 起訴状によると、井上容疑者は4月9日夜、自宅風呂場で、長女の尻や背中などにシャワーで熱湯をかけ、やけどを負わせた、とされる。井上容疑者は「お尻の汚れを洗う時に泣いたので、カッとして、シャワーのノブを最高温度に回して熱湯をかけた」と供述。給湯システムの性能から湯は60度以上あったとみられ、長女は重傷で約1か月間、入院した。

 捜査関係者の話では、同居の母親(42)が4月10日朝、やけどに気付き、井上容疑者は個人病院3か所に長女を連れて行った。どこも「大きな病院に」と勧め、同13日に個人医院の紹介状で府南部の総合病院を受診、虐待が発覚した。

 井上容疑者は「手がかかり、産後からかわいいと思えなかった」とも供述しているという。

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